今週の競馬予想に必ず役立つJRA重賞レース過去データと傾向|G1.G2.G3
今週のJRA重賞レース予想に必ず役立つ過去データと傾向を徹底分析。過去データから見えてくる馬券対象馬がある。
過去10年で最多の4勝を挙げるのが8番人気【4.0.0.6】で、10番人気以下からも【0.4.2.81】と6頭が馬券に絡んでいる。8番人気以下がすべて馬券圏外だったのは昨年のみ。その昨年も3→5→1番人気で3連単は5万馬券弱と、決して平穏だったわけではない。その他の年は、2着同着だった09年も含め8万馬券を超えており、波乱を前提に挑みたい。ただ、8番人気以外の優勝馬6頭は1~4番人気だ。
年齢別で突出した成績を残すものはなく、4歳の【2.2.4.27】複勝率22.9%がやや高い程度。連対率は各年齢15%未満だ。ただ、5番人気以内馬の成績を見ると、3、4歳が計【1.4.4.18】と2~3着が多く、優勝したのは昨年のロサギガンティアのみ。5歳は【2.1.1.8】。そして6歳以上は【3.0.0.8】で、着外8頭中7頭は9着以下と、勝つか大敗かの両極端だ。
枠番別では、7、8枠が計【5.8.4.41】と13連対、複勝率29.3%。7~8枠に3頭ずつ入る年が大半のため好走馬も自然と多くなるが、複勝回収率でも103%を記録。特に7枠は【4.4.3.17】連対率28.6%、単複の回収率106%、135%の好成績だ。その他、1~2枠は【2.1.3.33】複勝率15.4%、3~6枠は【3.2.2.73】同8.8%。中でも3枠と6枠は、5番人気以内計11頭を擁しながら全馬が圏外に敗退している。
前走クラス別では中央G1組が【5.7.4.53】と目立つが、連対率17.4%、複勝率23.2%とさほど高くはない。中ではマイルCSからの出走が多いが、同レース2~9着馬は【2.1.1.12】連対率18.8%、10着以下が【2.5.3.26】同19.4%と、前走着順はまったくアテにならない。その他、前走G2組は【2.0.1.11】複勝率21.4%、G3【1.3.2.34】同15.0%、オープン特別【2.0.2.40】同9.1%、1600万【0.0.0.8】と、前走の格が下がるほど複勝率も低くなる。
牝馬は【0.1.1.23】で勝ち星がなく、苦戦傾向にある。