今週の競馬予想に必ず役立つJRA重賞レース過去データと傾向|G1.G2.G3
今週のJRA重賞レース予想に必ず役立つ過去データと傾向を徹底分析。過去データから見えてくる馬券対象馬がある。
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【5.2.1.2】。13年オルフェーヴルら最多の5勝をあげ、連対率70%・複勝率80%と高い。2番人気馬は【2.0.2.6】で、10年ヴィクトワールピサら2勝。一方、3番人気馬は【0.0.1.9】で、3着1回のみと不振傾向にある。以下、4・8・9番人気馬が1勝ずつ。昨年は8番人気ゴールドアクターが勝利している。
2・3着馬は下位人気まで幅広く分布。07年以降では、13年を除いて8番人気以下の伏兵が1頭は3着以内に激走している。馬連での万馬券は07年・08年・一昨年の3回。近2年は3連単で10万円以上の配当が続いている。オルフェーヴルのラストランとなった13年のように堅く決着する年もあれば、14番人気アドマイヤモナークが2着に激走して大波乱となった08年のような年もある。順当か波乱か、両極端な結果が出ている。
年齢別成績は、4歳馬が【4.4.2.28】。昨年のゴールドアクターら最多の4勝をあげ、勝率10.5%・連対率21.1%・複勝率26.3%はいずれも世代別トップだ。3歳馬は【3.3.2.27】で、12年ゴールドシップら3勝。連対率17.1%・複勝率22.9%は4歳馬に次いで高い。昨年はキタサンブラックが3着に好走している。これら3歳馬・4歳馬が好成績をあげている。
出走数が最も多い5歳馬は【3.2.3.35】。一昨年のジェンティルドンナら3勝をあげ、連対率11.6%・複勝率18.6%。6歳馬は【0.0.1.18】で、好走したのは07年3着ダイワメジャーのみで苦戦傾向にある。なお、7歳以上の馬は【0.1.2.13】で勝ち星こそないが、複勝率18.8%。3着以内に入った09年3着エアシェイディ(当時8歳)ら3頭はいずれも10番人気以下の人気薄だった。
前走レース別成績は、出走数が抜けて多いジャパンカップ組が【3.4.4.53】。一昨年のジェンティルドンナら3勝をあげており、連対率10.9%・複勝率17.2%。昨年はサウンズオブアースが2着に好走しており、07年を除いて毎年1頭は3着以内に入っている。
この組は今回の有馬記念が休み明け何戦目かに注目。休み明け3戦目の馬が【2.3.3.21】で、連対率17.2%・複勝率27.6%。近6年で毎年1頭は3着以内に入っており、この組の3着以内馬11頭中8頭を占めている。これら8頭中7頭は前走ジャパンCで5番人気以内に支持されていた。また、休み明け4戦目の馬は【1.1.1.19】で、10年ヴィクトワールピサの1勝のみ。近5年は9頭出走して、いずれも馬券圏外に敗れている。なお、休み明け2戦目【0.0.0.6】、5戦目【0.0.0.2】、6戦以上【0.0.0.5】の馬はそれぞれ苦戦傾向にある。
ジャパンカップ以外の前走レースでは、天皇賞・秋組が【3.0.1.6】。09年ドリームジャーニーら最多タイの3勝をあげているが、11年以降は3着以内馬が出ていない。菊花賞組は【2.1.1.7】で11年オルフェーヴル、12年ゴールドシップが勝利。近2年も一昨年2着トゥザワールド(9番人気)、昨年3着キタサンブラック(4番人気)と続けて好走馬が出ている。なお、前走菊花賞で1着だった馬は【2.0.1.1】と好相性だ。
その他ではアルゼンチン共和国杯組が【1.0.0.5】で、昨年のゴールドアクターが勝利。エリザベス女王杯組は【0.2.0.8】で勝ち星こそないが、09年ブエナビスタら2着2回。これら2頭はともに3歳馬だった。金鯱賞組が【0.2.0.9】で、13年ウインバリアシオンらが連対。なお、ステイヤーズS組【0.0.0.10】で苦戦傾向にある。
馬番15・16番の馬は【0.0.0.14】で不振傾向にある。