今週の競馬予想に必ず役立つJRA重賞レース過去データと傾向|G1.G2.G3
今週のJRA重賞レース予想に必ず役立つ過去データと傾向を徹底分析。過去データから見えてくる馬券対象馬がある。
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【3.2.2.3】。一昨年のダノンプラチナら3勝をあげ、複勝率70%と高い。2番人気馬は【3.1.1.5】で、昨年のリオンディーズら最多タイの3勝をあげている。以下、3・4・5・7番人気馬が1勝ずつ。7番人気馬の優勝は12年ロゴタイプ。10番人気以下の激走は2着2回・3着1回。一昨年2着アルマワイオリ(14番人気)、昨年3着シャドウアプローチ(11番人気)と近2年は続けて激走している。
馬連での万馬券は一昨年の1回のみ。上位人気馬の勝利が多いものの、近5年は6番人気以下の伏兵が1頭ずつ絡んでおり、やや波乱となるケースが多い。
前走レース別成績は、東京スポーツ杯2歳S組が【3.2.1.14】。09年ローズキングダムら最多の3勝をあげ、連対率25.0%・複勝率30.0%と高い。この組の3着以内馬6頭はすべて朝日杯FSで上位4番人気以内に支持されていた。
出走数が最も多い京王杯2歳S組は【1.4.2.34】。10年グランプリボスの1勝のみで、連対率12.2%・複勝率17.1%。昨年はこの組からシャドウアプローチが3着に入っている。この組の3着以内馬7頭はいずれも前走で3着以内に入っていた。また、デイリー杯2歳S組は【0.3.2.14】。勝ち星こそないが、昨年はエアスピネルが2着。複勝率26.3%で東スポ杯2歳S組に迫っている。この組の3着以内馬5頭中4頭は前走デイリー杯2歳Sで連対を果たしていた。
その他の前走重賞組では、少数ながら新潟2歳S組が【1.0.0.0】で08年セイウンワンダーが優勝。いちょうS(現サウジアラビアRC)組は【0.0.1.2】で一昨年クラリティスカイが3着。両馬はともに前走で勝利をおさめていた。
出走数が多い前走500万下組はのべ【4.1.4.37】。一昨年のダノンプラチナら最多の4勝をあげている。この組の前走距離別成績は、前走1600m組が【4.0.3.11】。勝ち馬4頭は芝・ダート問わず、すべて前走1600m戦を使われており、連対率22.2%・複勝率38.9%と優秀だ。また、前走1400m組は【0.1.1.15】で勝ち星はなく、複勝率11.8%。前走500万下の3着以内馬の前走距離は上記2つに限られていた。
その他の前走クラスは、オープン特別組が【0.0.0.20】で不振傾向。なお、新馬戦組は【1.0.0.3】で昨年のリオンディーズが勝利している。
出走馬の所属別成績は、美浦所属の関東馬が【5.5.3.44】。一昨年のダノンプラチナら5勝で、連対率17.5%・複勝率22.8%。対して、出走数が多い栗東所属の関西馬は【5.5.7.86】。昨年のリオンディーズら5勝で、連対率9.7%・複勝率16.5%。関東馬の方がそれぞれ高いものの、阪神開催となった近2年は関西馬が巻き返しつつある。
また、騎手ではM.デムーロ、ルメール騎手を含めた外国人騎手の騎乗馬が【5.2.2.12】。勝率23.8%・連対率33.3%・複勝率42.9%と非常に高い。特にデムーロ騎手は【3.0.0.1】で10年グランプリボス、12年ロゴタイプ、昨年のリオンディーズで勝利し、特に相性が良い。外国人騎手、特にデムーロ騎手の騎乗馬はチェックしておきたい。
前走1200mだった馬は【0.0.0.20】で苦戦傾向にある。
前走レースが未勝利だった馬は【0.0.0.10】と明らかに苦戦傾向にある。