今週の競馬予想に必ず役立つJRA重賞レース過去データと傾向|G1.G2.G3
今週のJRA重賞レース予想に必ず役立つ過去データと傾向を徹底分析。過去データから見えてくる馬券対象馬がある。
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【5.0.2.3】。昨年のコパノリッキーら最多の5勝をあげ、複勝率70%。2番人気馬は【0.3.2.5】で勝ち星がなく、複勝率50%。3番人気馬が【2.2.2.4】で、13年グレープブランデーら2勝。連対率40%・複勝率60%と1番人気馬に次いで高い。以下、6・7・16番人気馬が各1勝。16番人気馬の勝利は一昨年のコパノリッキー。2ケタ人気馬の激走は同馬と3着1回のみ。
配当面では12~14年まで3年続けて馬連万馬券で3連単でも10万円以上の波乱となっていたが、昨年は人気順で1→5→3番人気で決まり、堅い決着におさまった。順当か波乱か、両極端な結果となっている。
前走レース別成績は、川崎記念組が【1.4.2.9】。09年サクセスブロッケンが勝利し、連対率31.3%・複勝率43.8%と高い。3着以内に好走した7頭はすべて前走の川崎記念で3着以内に入っていた。
また、東京大賞典組は【1.3.4.8】。08年ヴァーミリアンが勝利し、連対率25.0%・複勝率50%と優秀だ。この組の3着以内馬8頭中6頭は過去にダートグレードG1で勝利した経験があった。
出走数が最も多い根岸S組が【1.1.2.53】。12年テスタマッタの1勝のみで、連対率3.5%・複勝率7.0%と低い。この組は前走1着馬に注目。前走根岸S勝ち馬は【0.1.2.5】で勝ち星こそないものの、複勝率37.5%と健闘している。一方、前走2着以下は【1.0.0.48】で、好走したのはテスタマッタ(前走3着)しかいない。
13年グレープブランデー、昨年のコパノリッキーと近3年で2勝をあげているのが東海S組で【2.1.0.4】。昨年5番人気2着のインカンテーションも該当。連対馬3頭は前走東海Sで3着以内に入っていた。
チャンピオンズC組は【0.0.1.0】で、昨年ベストウォーリアが3着に入っている。
前走距離別成績は、阪神開催時のジャパンカップダートを含む前走1800m組が【6.2.2.29】。昨年のコパノリッキーら3年続けて勝利しており、最多の6勝をあげている。昨年は上位3着までこの組だった。
また、東京大賞典組を含む前走2000m組が【1.3.4.11】、川崎記念・東京開催時のジャパンカップダートを合わせた前走2100m組が【2.4.2.9】。これら距離短縮組が【9.9.8.54】で、連対率22.5%・複勝率32.5%と好成績をあげている。
対して、距離延長組は【1.1.2.68】と不振。3着以内馬4頭はすべて根岸S組だった。なお、前走1200m組は【0.0.0.5】で苦戦傾向にある。
なお、前走同距離の1600m組も【0.0.0.7】で3着以内馬が出ていない。
過去10年の勝ち馬はすべて関西馬。関東馬は【0.1.1.19】と苦戦しており、なかでも7番人気以下の馬は【0.0.0.17】。